Windows10 無償アップグレードで色々すったもんだある昨今ですが 既に半年前に人柱になってみた dice(@dice_dDtea)です。
Windows7から10にアップグレードして半年使ってみて分かったこと。
Windows7前提のシステムなら 7のまんまが一番幸せ
だということがわかりました。
無償だからといって焦ってアップグレードすべきじゃないですね。
やっぱ噂通りそーなんだ、Windows10ってダメダメなんだな。
アップグレードなんかゼッテーしねーわ。
いやいや、Windows10がOSとしてクソってわけではないです。なかなかいいですよ、Windows10。
ただ古いハードが付いていけないのです。
Windows7から10にアップグレードして
半年使ってみて分かったこと
Windows8に慣れた!もう受け入れた!
って人にとってはWindows10は悪くない
Windows7ユーザーの方、昔っから使ってるユーザーの方で、未だにWindows8に対しアレルギー反応してる人にはまだまだ勧められませんが、正直Windows8に慣てしまえば Windows10は受け入れられますよ。
diceのように「最初はWindows8嫌いだったけど使ってるうちに慣れてきた!」って具合に。
人間は慣れます。
SSDにしていれば何より8以降は起動がくっそ早いです。
つまりWindows10に対し否定的というわけではないです。
つまりどーいうこと?
「Windows7時代」に組んだ自作PCはWindows7のまんまがいい
Windows7時代(Win10はおろかまだ8が発売されていない時代)に組んだマシンは無償だからといってアップグレードすべきじゃないですね。
ドライバーが正式に対応していればいいんですが大概対応とは謳ってません。既に1~2世代ほど新しい製品が出ているんで開発は打ち止めされてるわけですから。
それにもかかわらず強行してWindows10にしてもドライバーまわりで不具合が出てイライラが募るわけです。
それでもWindows10にしたい場合は
新たにPCを買うなり組んだりした方がいいという結論に至ったわけです。
Windows8.1ならまだしも、よーは、前時代のシステムに背伸びして新しいOSを入れることは安定性を追求するビジネスユースでは止めた方がいい。
どーしてもWindows10にしたい場合はケチなこといわず新しいマシンを買いましょう!
Windows7環境をあえて残すという選択
Windows7から8.1にかけて色々ドラスティックに変わったんでここはひとつレガシーマシンを一つキープするのもいいかと思います。Windows10非対応の古いデバイスを使いたいときなど大いに活躍します。
とはいえ、2020年1月14日以降、追加サポートが切れ、セキュリティ~脆弱性の修正をサポートする更新プログラムの提供を終了した後はセキュリティー的に大問題となりますが、LANケーブルを引っこ抜きスタンドアローンなどにして隔離して運用すればいいかと思います。(とはいえUSBメモリや外付けHDDなどで感染するリスクは消えません)
半年使ってみて感じた
Windows10の良いところ・悪いところ
さて今回diceがWindows10から7に戻したくなった理由や許せない不具合や現象を記します。
その前に、今回 dice が使ったマシンスペック
- マザーボード:ASUS P8Z68-V/GEN3
- CPU:Intel Core i7 2600K
- メモリ:16GB
- グラフィックボード:ELSA NVIDIA Quadro 600
- Cドライブ:Crucial MX200 500GB SSD
- 増設ボード:玄人志向 1P-LPPCIE2(パラレルポート増設)
こんな具合です。
マザーボードのドライバー周りはWindows10対応したものは一切なし。Windows8.1までで打ち止め。
Windows10の良いところ
起動がとにかく早いこと
これに尽きる。まぁこのことはWindows8.1
起動ディスクがSSDであることが前提です。
SSDでも7だと1~2分かかってたのに、10では2~30秒でデスクトップになります。
まぁ正直これだけかな?あとは
IEがなくなった!
でもEdgeってのがあるけどね。Firefox党のdiceには眼中に無し。
残念ながらIEはまだ生きてるようですね。プログラムとファイルの検索窓に「IE」と打てばIEを起動できます。
しかしIEの開発は既に終了しています。サポートはWindow10をサポートする限り継続するそうではあります↓
マイクロソフト的にはさっさとEdgeに移行して欲しいだろうし、いつ打ち切るかは分かりません。
デフォルトの壁紙がやたらカッコイイ
性能と無関係ですが(笑)正直気に入ってます。
どうやらCGじゃなく撮影したそうですよ。
Windows10からWindows7に出戻ろうと思った4つの理由
1.USBオーディオインタフェースからの音声出力にまるでビットクラッシャーのような音割れ現象が出る
Windows10の新機能ですかね?
しばらく使ってたりすると勝手にエフェクトかかるんですよ。このように。
これはヒドイ!
音割れというか・・・、まるでビットクラッシャーじゃん!
原因はCPUの負荷か?メモリ不足か?
んなわきゃ無い!
diceのマシンは3DCG制作や映像制作の仕事ができるようなスペックです(`・ω・´)キリッ
CPUもCore i7 2600K、メモリも16GBですよ。
別に重たいこと(4K編集や印刷用の高解像度の制作)やってないのに。
iTunesで曲聴きながらテキストエディタ(秀丸)でHTMLやCSSをコーディングする程度の作業でも起こります。
明らかにアナログノイズじゃないです。
ビットクラッシャーというエフェクトと同じ音がします。
つまりデータ転送時のビット変換辺りがおかしい音
↓
デジタルの時点でおかしい。
USBケーブルがダメかと思って色々交換しても同じ現象が起こります。
残念ながらdice所有のオーディオインタフェースはMG10XUと先代のAUDIOGRAM6とどちらもYAMAHAで同じドライバ。違う会社の製品(ドライバー)で起こるか否か確かめる術はないんですね・・・。
とにかくYamaha Steinberg USB Driver も最新のものにし、Windows10にも対応しているんですけど・・・。
この段階では、Windows10側の原因か?Yamaha Steinberg USB Driverの原因か?に絞り込めましたがどっちか特定はできません。
ここ1カ月ぐらい出てこなくなったんで更新プログラムでシレッと修正されたのかもしれませんが不安要素です。
現在はやっていませんがもしオーディオインタフェースのアナログアウトをレコーディングする場合は常に不安が付きまといます。
これが一番でかいWindows7に出戻ろうと決めた理由です。
2大Windows10から7に戻そうかと思う理由の一つです。
2.Adobe CC と CS5.5を共存させて使う場合起動するデフォルトで使用するアプリ指定がうまく制御できない
現在diceはAdobe CCをサブスクリプションしてます。CS5.5から乗り換えで割引が効いていたんでお試しで1年。しかし、結論は現在の制作や業務ではCS5.5で十分ってことが分かりCCを辞める予定です。ということなので制作は基本的にCCでお金払っててもCS使ってます。バージョン最新で保存すると昔に帰れなくなるんで。
なのでCS5.5を起動してもらいたいんです。デフォルトではCCが立ち上がりますが、起動するソフトの指定をCS5.5にすればそっちで起動します。
Windows7でもそうしていました。
しかしPhotoshopが一番イラッと来る現象が起こります。
Photoshop CC から CS5.1(64bit)を起動するように設定しても ファイルをダブルクリックすると32bit版しか起動しない
.psdファイルはデフォルトでは通常起動するソフトは「Photoshop CC」です。
アイコンを右クリック > プロパティ > 「全般」タブの「プログラム」欄の「変更」をクリックして
C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CS5.1 (64 Bit)\Photoshop.exe
を指定してるのにもかかわらず、
立ち上がるのは
ザッケンナァァァーーーッッラァッ!!!!
Windows7ではちゃんと64bitのPhotoshopが立ち上がるんですが、Windows10ではどう頑張っても32bit版。
レジストリとかいじればなんとかなりそうですがそーいうのって後々(ソフトの更新のタイミングとか)不具合が出そうなんで弄りたくない。
これがdiceの 2大Windows10から7に戻そうかと思う理由のもう一つです。
3.パラレルポート増設ボードのドライバーがいつの間にか勝手に削除?無効にされてた
\レガシーを勝手に切り捨てること、アップルの如し!/
\(^o^)/
diceは3DCGのメイン制作ツールはC4Dに移行中ですがまだまだMAYA5を使いたいもんです。MAYA5はドングルが必要です。USBではなく今ではレガシーとなったパラレルポートに刺すドングル。
最近のマザーボードには当たり前のようにパラレルポートはついていません、現在ではオンボードは絶滅しました。なのでPCIスロットにパラレルポート増設ボードを指して、メーカー非推奨ですが無理やり認識させて動かすわけです。
こんなことがWindows10でできるの?って思いますが、半年前Windows10クリーンインストール後、実際にドングル認識成功させ、Windows7に引き続きWindows10においてもMAYA5.0の起動に成功いたしました\(^o^)/
しばらくして使おうとしたところデバイスマネージャから消えてる
久しぶりに使おうと起動したらドングルが認識しなくなった(--;)
まさかと思いデバイスマネージャを見てみると
無かったことにされてるorz
まーね、Windows XP 時代のバージョンですからMAYA5.0は・・・。
これはしょうがないかなぁと思うけど・・・。ブツブツ。
4.Windows10のスタートメニューが使いづらい
Windows8で反感を買ったフルスクリーンとなるスタートメニュー。
あれが今までのWindowsシリーズのように左下になったぜ!どーだ!
ってWindows10が誇るWindows7ユーザーに対する最大のウリかもしれんが、
本質はWindows8と全く変わらない。
アレの縮小版が右下に集まった感じでむしろ・・・、
\使いづらい!/
Windows10のスタートメニュー使うとWindows8の全画面になるメニューの方が断然使いやすいし、目的のものにたどり着くのが断然早いことがわかる。
そう、不評だったWindows8.1スタートメニューが良かったと見直すことができるデザインだ(苦笑)
ただ左下にしたからいいってもんじゃない。プログラムが探しづらい。
検索すればいいじゃんと思うが、検索の欠点は検索語となるキーワードが思いつかない、又は間違った言葉で勘違いして覚えてしまった時だ。


名前は覚えていないが顔又は字面を見れば思い出す場合って検索より一覧から探すのが圧倒的に早いですよね?
ということで今回 dice は
Windows7に出戻ることにしました。
31日以内じゃないと元に戻せないはというのは
回復で戻す場合の話
たしか戻すのにもタイムリミットなかったっけ?
あれは回復で戻すんならね。
\クリーンインストールで戻れます/
リカバリーでも戻れるんだっけ?まぁdiceは性格的にクリーンインストール派です。
復元だの回復だのとかあーいうの信用してません。
システムにゴミが残ったりして不安定になりそうだし、遅くなりそうだし・・・。
「ガンガンガン遅」で検索ぅ(裏声)
Windows10にアップグレード後
Windows7に戻してもライセンス的に問題はないか?
いくつかはマイクロソフトのウェブサイトや規約をチェックすることでわかるのだが、情報が見つからないものもあった。そこで、マイクロソフト広報に直接質問してみた。
<<中略>>
Windows 10にアップグレードして1カ月以内であれば、いつでも元の環境に戻せる。
これはWindowsの機能として用意されているのでいいとして、1カ月を過ぎてしまった後はどうなるのだろう。
1カ月経った後、リカバリーなどで元のOSに戻した場合だ。
これは予想通り、Windows 7/8.1のライセンスは有効のままという扱いで大丈夫のようだ。
これを聞いて安心したよ。
Windows7に戻す準備
インストールディスクで今まで通りクリーンインストールしてもいいんですが、更新プログラムの数が吐き気がするほどあるんで憂鬱ですね。
ありました!!
今回コイツを使ってWindows7をクリーンインストールするのか!
あとはWindows7クリーンインストールの手順と同じです。
やる前にソフトのライセンス解除や設定のバックアップは忘れずに!
そこら辺既に記事にしてますんで以下を参照ください。
さて次回はクリーンインストールでWindows7に出戻り、実際問題ないか?リポートします。
それでは~
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パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。