
クリーンインストールでWindows10無償アップグレード【その4】
どうも、dice(@dice_dDtea)です。
今回で最終回。Windows10をクリーンインストールしていきましょう!
クリーンインストールで Windows10 を無償アップグレード 工程表
1.Windows10 のインストールメディア を作成する
↓
2.OSクリーンインストール前に行う準備を行う
↓
3.一旦 Windows7/8 から Windows10 にアップグレードする
↓
4.Windows10 プロダクトキーをメモする
↓
5.インストールメディアから Windows10 をクリーンインストールする←今ココ
ちなみに、
Windows10無償アップグレードのクリーンインストールはもういいや、不安だし。
無償アップグレード期間過ぎてもいつでもアップグレードできるようにしたい場合は下記の記事を参考にしてみてください。
今まで連載で述べた「Windows10のプロダクトキー」さえ期間内に取得さえしておけば無償アップグレード後でもいつでもWindows10にできます。
Windows10クリーンインストールに絶対に必要な物
クリーンインストールする前の最終確認だ。
ちゃんと必要なものはそろってますか?
いきなりこのページにたどり着いた人は以下のチェックリストを確認してみてください。
前回の記事などリンクも張ってます。
Windows10 プロダクトキー
“Windows10”の“プロダクトキー”ですよ!
以下のものじゃインストールできませんからね!何とかもなりませんから!!
× Windows10 の プロダクトID
× Windows7 の プロダクトキー
× Windows8 の プロダクトキー
まだの人は 前の記事へ戻ってください
『【その3】確認じゃ!Windows10のプロダクトキー。』
Windows10 インストールメディア
Windows10 を“クリーン”インストールできるように、
ブートできるメディア、USBメモリ か DVD-R の Windows10 インストールメディア をあらかじめ作っておきます。
まだの人は 前の記事へ戻ってください
『【その1】インストールメディアを作成しよう』
プロダクトキー調べるために 一旦 Windows10にアップグレードしたこの環境はこれでおしまいです。
まずは シャットダウンしましょう。
電源ケーブルも抜きます。
これから先は以前のバージョンのWindows のクリーンインストールと大して変わりはありません。
最小のシステムにします
自作デスクトップPCの場合
蓋空けて余計なPCIカードや後付けでグラボ刺してるならすべて抜いておきましょう。LANケーブルも抜いておきましょう。
・マザーボード
・CPU
・メモリ
・Cドライブとなる(OSをインストールする)SSDかHDDを1台のみ
・光学ドライブ(光学メディアでインストールするなら)
・マザボオンボードのモニターアウトからモニターにつなぐ
・USBキーボード
・Windows10インストーラーの入ったメディア(USBメモリ or DVD-R)
・電源
ノートPCの場合
中身を外すことはできないんでUSBに刺さってるものを最小限にすべし!
・Windows10インストーラーの入ったメディア(USBメモリ or 光学ドライブ)
・電源(バッテリーじゃなく必ず電源駆動で!)
メーカー製デスクトップPCの場合
・買ったときから最初っからついているボードは刺したまんま
・あとから買い足して付け足したものは全て外す
・USBに刺さってるものを最小限にすべし!
上記に含まれていなかったものたちはいつ刺すのか?
あとでしょ!
LANケーブル
→ノートンやウィルスバスターなどウィルス対策ソフトをインストールしてから刺します。
グラフィックボード
→Windows アップデートなど落ち着いた後に刺します。
ただし、マザボにオンボードのグラフィック機能が無い場合に限り最初から刺しておきましょう。
USBマウス
→Windows アップデートなど落ち着いた後に繋ぎます。
「キーボードじゃ操作しづらいんだよ!」とキレ気味の人はまぁ刺してもそこまで問題ないと思いますから最初っから刺してもいいけどね。こだわる人はドライバとか入れるまで刺さない方が良いかなぁと思います。
USBオーディオインターフェイス
→Windows アップデートなど落ち着いた後に繋ぎます。
最初は音なんてどーでもいいんで後回しですよ。
PCI拡張ボード
これはどんな理由があろうとも最初っから刺すのは論外
→Windows アップデートなど落ち着いた後に刺します。ハード面では最後の工程です。
データドライブ
→Windows アップデートなど落ち着いた後に繋ぎます。
データを誤って消す大参事にならないようにシステムが落ち着いてから繋ぎましょうね。
BIOS画面で起動優先順位の設定。Windows10インストーラーの入ったメディアを筆頭にしましょう
さてスイッチオン!
DELとか連打してBIOS画面へ
「UEFI」と書かれた「Windows10インストーラーの入ったメディア」を最優先に起動する設定にしましょう。
今回 Windows10インストーラーの入ったメディアはDVD-RではなくUSBメモリーでやっていきます。
dice の例は 「UEFI: TOSHIBA TransMemory」
設定を保存して再起動します。
Windows10クリーンインストール
これから先の画像はOSクリーンインストールなんでスクリーンショットが撮れません。
ビデオカメラでディスプレイを撮影したものになります。
よって不鮮明で見づらいですが我慢してください。
(HDMI出力から外部レコーダーでキャプチャーするシステムがあればいいんですがね(ゲーム実況できるシステムとか))
まぁ、雰囲気で何とかわかると思います。
インストーラーが出る前になんかアラートが出たぞ!
なんや?
Windows Setup
It looks like you started an upgrade and booted from installation media.
If you want to continue with the upgrade, remove the media from your PC and click Yes.
If you want to perfprm a clean installation instead, click No.
-- アップグレードするなら ブートしたこのUSBメモリを引っこ抜いて「Yes」をクリックしてね。
クリーンインストールするなら、USBメモリはそのままで、とにかく「No」をクリックしてね。
と言ってます。
今回はクリーンインストールなんで「No」をクリックします。
コマンドプロンプトよりDiskpartでCドライブをクリーン
いつものOSインストール画面になりました。
さてこれから ウィザードに従って Windows10クリーンインストール していくんですが、そのまえにこれからインストールする新しいCドライブを真っ新にしましょう。
[Shift] + [F10]
コマンドプロンプトを立ち上げます。
これはWindows7も、Windows8も同じですね。Windows10でも「Shift+F10」です。
さて次に
diskpart
と打ち込みエンター。
Diskpartが立ち上がりました。
まずは、現在のシステムが認識しているディスクを確認
list disk
そうすると
2つ見えていますね。
ディスクサイズで見当をつけましょう。
ディスク 0
これからOSをインストールするCドライブ要員のSSD又はHDD
ディスク 1
Windows10のインストールメディアであるUSBメモリ。
これをまっさらにしたらインストールできなくなるんで気を付けましょう!
ちなみにDVD-Rでインストールする人は出ないはずです。
それでは CドライブとするSSD又はHDDを選びます。
select disk 0
次の動作を行うとディスクの中身が消えますんで、選択間違えがないか?しっかり確認しましょう。
(ここでの操作ミスのリスクを考えこの時点でデータディスクをマウントしないのはそのためです)
選び間違って誤って重要なデータや意図しないデータを消してしまっても責任は負いかねますんで自己責任ですよ。
clean
これでDiskpartの作業は終了。
Diskpartでパーティション切らないの?フォーマットしないの?
今まではこのDiskpartでパーティションをきって「予約済みパーティション」をできるのを防いだりしてきましたが、
今回はSSDも大容量(480GB)にしたんで、容量の節約とか考えるのはやめにしました。こういうもしもの時の不安要素は排除した方が安定につながるというわけです。
あとはウィザードに従ってインストールするだけ
そのまんまでいいが、diceのように英語キーボードの人は忘れずに設定しておこう!
今すぐインストール
セットアップを始めています・・・。大体4秒くらい待ちます。
ここで前回の工程で調べたWindows10のプロダクトキーを入力します。
Windows10入れたきゃ同意します。
アップグレードじゃないですよ!
「カスタム:Windows のみをインストールする(詳細設定)」を選びます。
ドライブはCドライブとなるSSD又はHDD一つしか繋いでいないはずですから、一つだけしか出ていないはずです。
新規を選んで、最大容量で(CドライブとなるSSDはパーティション分けしたりしませんから最大指定です)
色々細かくパーティション分けされるが気にしない。
「プライマリ」をフォーマットしましょう。
クイックフォーマットなんで時間は大してかかりません。
終わったら「次へ」をクリック。インストールが始まります。
待ちます。
ちなみにdiceの環境では04分25秒かかりました。
終わったら再起動を促されます・・・、というか10秒後強制的に再起動されます。
再起動後も待ちます。
待ちます。
何故か文字が少し大きくなりました。
黒く落ち・・・、
画面が切り替わりま・・・、
ブルースクリーンが出たかとギョッとしたわ(--;)
再起動からここまでdiceの環境で01分24秒
ここではお任せ設定か手動か分岐点ですがインストール後もできます。(内容はWindows8と同じです)
「簡単設定」をクリックで無問題です。
ユーザー名を決めます。
Windows8と違いMicrosoftアカウントの強制がありません。
Windows7以前と同じくローカル限定の、従来通りのアカウント作成です。
名前とパスワードを決めましょう。
Windows7(もしかしてビスタから!?)から「Administrator」は設定できませんからね。(Administratorがいい!って人はとりあえず何か名前を付けてこの場は乗り切ってください。インストール後コンピュータの管理、ユーザー辺りでAdministratorを有効にできますよ)
ちなみにセキュリティ的に褒められたもんではないんですがパスワードを空にすれば未設定として登録もできます。
権限は管理者権限です。
「次へ」を押せばあとは勝手に設定やら始まりインストールは終わりです。
こんにちは(ここまで約8秒)ようこそ(ここまで約11秒)
たくさんの優れた機能をお楽しみください(ここまで約17秒)
この画面で1分くらい待たされます。
さあ始めましょう(ここまで約1分17秒)
よくあるタイムゾーン設定なくいきなりデスクトップ!
光がスパークしてるロゴが何気にカッコイイんですよね。
ちなみにこれってCGじゃなく実際にライティングして撮影してるんだって
『Windows 10の新しい壁紙はこうやって作られた – GIGAZINE』
これでWindows10のクリーンインストールは完了!
アカウント名とパスワード決めて「次へ」をクリックしてからdiceの環境で01分22秒
Diskpart、パーティション分け、アカウント名やパスワード決めるのに時間かかんなきゃ10分でインストールできます。
いやぁ早くなったもんですよ。USBメモリーってのもあるんでしょうか?
あと、今のうちならWindowsUpdate、更新プログラム数百件ってのはないからクリーンインストールは早くできそうです。
一番時間かかるのはソフトやドライバーのインストールだろうね。
それでは今回でWindows10にクリーンインストールでアップデートする方法は完了です。
細かい設定やら、3ヶ月使ってみた雑感を近いうちにまとめようかと思ってます。
お楽しみに・・・。
Windows10を果敢にアップグレードするクリエイターに幸多かれ
\(^o^)/
それでは~
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パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。