
新年早々OSクリーンインストール沼で千本ノック状態だった dice(@dice_dDtea)です。もうグロッキーです。
「Windows7のクリーンインストール手順をまとめてみた2015」シリーズ
何も考えないでOSをインストールするとこのように
謎の「予約済みパーティション」ってのが勝手に作られてしまいます。
たかがMBですが・・・、
たしかに「テラ」とかある大容量なHDDなら目くじら立てるほどではありません!
が、低予算でも高速化を臨むSSDユーザーは120~240GBでしょう。
diceは当初128GBでした(昨年にフンパツして240GBに換装しましたが)
そんな非大容量なSSDユーザーにとってなるべく無駄を省きたいのが心情であります。
実はこれを作らなくてもWindows7はインストールできるんです!!
diceはここ2年間はトラブル無く作業をこなしてまいりました。
今回、予約済みパーティションを作らないでOS再インストールするやり方をまとめてみました。
とはいえないとどんなトラブルが起きるか分からないんでやるなら自己責任でね!
※ ここに書いてあることはあくまで執筆者の環境でうまくいった話です。
このことを試して損害が出ても一切責任は負いかねますんでやる場合は自己責任でよろしくm(__)m
「予約済みパーティション」を作らないでWindows7をインストールする方法
誤操作防止のため作業は必ず繋ぐのは1つのドライブのみ!
まずはOSインストールなんで光学ドライブとOSをインストールするドライブが1台付いていればほかは不要です。
関係ないHDDとかは外しておきましょう。
これからの作業はOSのクリーンインストールを行うので
ディスクを消去したり、フォーマットとかします。
なんで重要なデータが入ったドライブは誤って消したらシャレにならないんで外しておくことを強く勧めます。
ってかそういう余計なものを付けない前提で解説していきます。
ファームウェアによってやり方が違います
OSの入れ方によって2種類に分かれます。
「BIOSでインストール」と
「UEFIでインストール」です。
Windows7インストールディスクを挿入してから再起動しBIOS画面を立ち上げると
(例はASUS P8Z68-V/GEN3のBIOS画面です)
こんな感じで同じ光学ドライブでも
から起動すると「BIOSからのインストール」
となります。
BIOS?UEFI?なんだそれ??
いずれも「ファームウェア」って言われるOSの土台となるものです。
細かいことはよく分かりませんが、
BIOSが古くて、UEFIが新しく将来主流になるファームウェア。
起動ディスクが2.2TBを超えるHDD(3TBのハードディスク)を使う人はUEFI一択です。
OSインストール前にDiskpartモードで操作
なにはともあれ Windows7のディスクを入れて、光学ドライブから起動しましょう。
この画面で
[Shift] + 「F10」
この作業はコマンドプロンプトで「Diskpart」ってのを立ち上げて作業します。
プロンプトに以下の文字を打ってエンター
diskpart
とりあえず、ディスクが一台だけつながれているかの確認
飛ばしても良いんですが、身の安全のために目視確認というか儀式的に必ずやる習慣を付けた方が良いと思います。
list disk
そうすると、つながれているハードドライブがズラッと出ます。
ちゃんと1台だけつながれているなら1つしか出ません。
(ここには光学ドライブは表示しません)
2つ以上でたらそれは余計なものがつながれている証拠です。
必ず1台にしましょう!!
インストールするドライブの中身を消しMBRクリアする
select disk 0
そして次のコマンドを実行すると
ディスクの中身が消えます。
中身を消していいOSをクリーンインストールするドライブであることを確認し、
消しても良い!という覚悟完了したら以下を実行してください
(Undoややり直しはそもそもないんでできません)
clean
ここまでが「BIOS」と「UEFI」共通でしたが
次から分岐します。
BIOSでインストールする場合
パーティションを切っていきます。
次のコマンドを実行すると空き容量全て使い切って1つのパーティションにしてくれます。
create partition primary
パーテを細かく切りたい人はここでやっておきましょう。
何もしないでスキをつくると予約済みに奪われると思います。
exit
でdiskpartを終了し、
再び
exit
でコマンドプロンプトを終了
後は普通にOSインストールすれば「予約済みパーティション」は作られずWindows7がインストールできます!!
UEFIでインストールする場合
BIOSの場合は何もしないと2つのパティションに分けられますが、
UEFIの場合は何もしないと3つに分けられます。
UEFIはBIOSと違って1つだけのパーティションでWindows7はインストールできません
「MSR(予約済み)」は無くてもいいんですが、
「システム」は無いとインストールすらさせてくれません。
色々探ったんですが不可能ですね。
なんで「システム」」は必須ということで諦めましょう。
で、「MSR(予約済み)」だけ作られないようにするにはBIOSより少しメンドウです。
それでは「diskpartでclean」実行後から・・・、
「システム」を確保する
多分システムに精通しているんであればDiskpartで全て完結できると思うんですが、
diceはそこまでではないんで自動で作ってもらいましょう。
またDiskpartは使うんで閉じずにWindows7のインストールウィザード画面に切り替えましょう。
マウス操作なら青空の背景のどっかをクリックすれば切り替わります。
キーボード操作なら「Alt」 + 「Tab」で切り替えましょう!
新規をクリック
そうすると勝手に3つにパーティションを分けてくれます。
「システム」だけ残して
「プライマリ」と「MSR(予約済み)」は削除しましょう!
これで見事「システム」は作ることができました。
残りはDiskpartで作業しますんで
「Alt」 + 「Tab」でまだ閉じていないコマンドプロンプトに切り替えましょう!
「システム」は既に確保しているんで残り全てを使い切って1つのパーティションにすればいいんで、
create partition primary
あとは
exit
でdiskpartを終了し、
再び
exit
でコマンドプロンプトを終了。
後は普通にOSインストールすれば「」は必須なんで致し方ないんですが
UEFIでも「予約済みパーティション」は作られずWindows7がインストールできます!!
予約済みパーティション作らなかった後記
とりあえず「予約済みパーティション」なしでも特にトラブルとか経験したことはありません。
だからといってこの方法が全ての人に勧められる方法とは思いません。
システム安定一番!不安要素はなくしたい!
ってか「予約済みパーティションの有用性を知っている!
って人はやるべきでは無いですね。
大容量なら別に気にはなりませんが、
120GBはおろか100GB未満なら数メガでも目くじら立てたくなります。
そんな人はこういうWindows7のインストールの仕方もあるんだよってことを頭の片隅に置いておいても良いでしょう。
数メガでも死活問題で是非やりたいって人は自己責任で試してみてください。
でもdiceは240GBにしてからは前回余裕があったんで、
今年のOSクリーンインストールはこの手法を廃止しました。
しばらく使ってみて、「予約済みパーティション」はあったほうが良いかどうか後日雑感を書けたらいいなぁと思います。
Windows OSインストールでトラぶってる人に幸多かれ\(^o^)/
それでは~
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パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。