>> テラフォーマーズ (2)
>> 作:貴家 悠 画:橘 賢一
>> ヤングジャンプ
>> ISBN-10:408879396X
雑感
テンポ良くガンガン進んで1巻で完結する第1巻とは打って変わって、第2巻からは色々伏線張り気味に物語が徐々に盛り上がっていく出だし。
第1巻がプロローグで、この第2巻から物語がが開始する感じです。
なんで、第1巻のような1冊で完結する怒涛のテンポ感はありませんので要注意。
でも、この作品は長く読んでいきたいんで短編より長編を望みます。
映画とかにするなら第1巻くらいが良いと思う。あまり長編な作品を2時間の映画にするのは好きじゃない、急ぎ足で説明的な要素が増えるからね。
このストーリーの本質はシリアスでおぞましいんですが、
キャラクターがわりとチャラ目だったり、ギャグ?学園モノ?的なにおいがしたり。その設定が浮いてるわけでなくいいバランスで盛り込まれてる。これがこの作品のなんともいえないいいところだと思う。
前巻で我々を震撼させたゴキブリが再登場するんですが、全く予期しないところで2ページ見開きで登場します。
あの演出はスゴイね、完全に奇襲にあった感じ。あのタイミングは予想外でした。
総評
★★★☆☆【/3.5 良】
とにかく、今後の展開が楽しみです!久しぶりにワクワクする作品に出会えました。次の巻の発売日が待ち遠しい!2012年の11月だそうです。
もう一人の生き残りである蛭間一郎が気になります。
ちなみにこの巻を読んでるとなんだか『からくりサーカス』のサハラ編を思い出させます。
改造手術を受けたU-NASAの連中がしろがね
テラフォーマーのゴキブリがオートマータ
蔓延してるエイリアンエンジンウィルスがゾナハ病
みたいな・・・。
うん、『からくりサーカス』が好きならこのストーリーも好きになれる気がする。
あと、2巻通して思うのは
なんか基本的、女性キャラの幸が薄い。
その上、よく死ぬし・・・。
からくりサーカスのサハラ編
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パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。