どーもdiceです。
diceが映像業界に入ったのはまだSD全盛、HDへの過渡期手前の2001年。
まだまだ640×480やDVの720×480やD1の720×486が主流でした。DVDもSDサイズですね。
しばらくすると地デジ化が始まり、HD規格が浸透し今に至っています。
おかげで動画データーが肥大しギガからテラの時代。ハードディスクがえらいことになりました。
更に最近では4Kだの8Kだの映画制作で使われるようなフォーマットが耳に入る時代・・・。
まだまだ放送はHDなのでハイレゾの画像制作は考えなくていいんですが、その時代が来たら記憶装置の単位はテラからペタへ・・・、はたまたエクサなんて呼ばれる時代もすぐな気がします。
それはさておき現在主流の画面サイズとアスペクト比をまとめておきます。
アスペクト比
一口にアスペクト比といっても実は2種類あります。意味が全然違うので混同しないようにしましょう!
画面アスペクト比
画面全体の縦横比のこと。
ピクセルの縦横比は関係なく全体で見た縦横比のこと。
つまり木ではなく森を見ていること。
ピクセルアスペクト比
1ピクセルの縦横比のこと。
つまり1ピクセル(1ドット、1画素)は全てがすべて正方形ではありません。
例えばDVは720x480ですが4:3です、つまり1ピクセルは正方形ではなく縦長なんですね。
つまり森ではなく木を見ていること。
画面アスペクト比
スタンダード
ヨーロピアン・ビスタ
ハイビジョン放送
アメリカン・ビスタ
シネマスコープ
画面サイズ
SD
640×480
640×480 (ピクセル縦横比1.0)
・NTSCの基本となる画面サイズ
・VGAとも呼ばれる
720×480
720×480 (ピクセル縦横比0.9)
・民生DVで撮影される画面サイズ
720×486
720×486 (ピクセル縦横比0.9)
・D1と呼ばれるわりと業務用の規格
・上下3ピクセルずつクロップすればDVサイズとなる
720×540
720×540 (ピクセル縦横比1.0)
・コレは記録方式ではなく実際にPCで作業しやすいようにピクセル縦横比を1.0にしたもの
・最終出力がDVならこのサイズでCGを制作するのが望ましい
・DVにする場合はこのサイズをイキナリ720×480にしてはいけない、一旦D1サイズ720×486に縮小してから上下3ピクセルずつクロップが正しい方法
HD
1280×720
1440×1080
・ピクセルアスペクト比は1.333
・つまり正方形ピクセルではない
・データ上では4:3と同じで再生時は横に引き伸ばして16:9にする、いわばエセフルハイビジョンwww
・技術的にはアナモルフィック(アナモフィック)という楕円形したレンズで撮影する
アナモルフィック・レンズ (英: anamorphic lens) は、映画フィルムでワイドスクリーンを撮影・再生するための特殊なレンズ。
出典:
・地上波デジタル放送は実はコレ
1920×1080
・フルハイビジョンとか1080pと呼ばれるサイズはコレ
・BS放送はアナモルフィックではなくこっち
映画や異なるフレームサイズをHD上に反映させるには
720p
スタンダード
ヨーロピアン・ビスタ
ハイビジョン放送
アメリカン・ビスタ
1280×692 (1.849:1)【←1.85に一番近い整数】
(1280×691.89 (1.85:1))
1280×688 (1.860:1)【←1.85に一番近い8の倍数】
シネマスコープ
(1280×544.68 (2.35:1))
1280×544 (2.352:1)【←2.35に一番近い整数且つ8の倍数】
1080p
スタンダード
ヨーロピアン・ビスタ
ハイビジョン放送
アメリカン・ビスタ
(1920×1037.83 (1.85:1))
1920×1038 (1.849:1)【←1.85に一番近い整数】
1920×1040 (1.846:1)【←1.85に一番近い8の倍数】
シネマスコープ
1920×816 (2.352:1)【←2.35に一番近い8の倍数】
1920×817 (2.350:1)【←2.35に一番近い整数】
(1920×817.02 (2.35:1))
2.7Kだとか4Kはまたいつか・・・、
ってかdice自身まだこのフォーマットで作る気は無いので(作っても再生するデバイスが無いからねェ・・・。)作るときまた調べて記事にします。
GoProで4Kとか撮れるけどあれはあくまでHD用のコンポジット素材までだと思うのよ。
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※コメントしたけど表示されてない方へ
パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。