物理演算~ダイナミクスに萌える dice(@dice_dDtea)です。
面白いプラグインをTwitter経由でみつけました。
その名は
風揺れスクリプト
『AutoSway』
高い物理演算プラグインと一線を画した、
お手軽値段で素材を風でたなびかせることができるスクリプトです!
お試し版もあるようなんで今回試してみました!
あとScriptUI Panelsのインストール方法や使い方もまとめてあります。
AutoSway とは?
風の揺れを表現するスクリプト
百聞は一見にしかず!
AutoSway(風揺れスクリプト) from AeScript on Vimeo.
パペットピンを使って、
スクリプト制御で風の揺らぎを作るプラグインです。
作例
[AutoSway]作例2 from AeScript on Vimeo.
これを観ると、
イラスト静止画1枚をたなびかせたいものだけレイヤーに分けて揺らせそうなのが分かります。
ボカロ動画を作る動画師の方は、制作の飛び道具になりそうな期待が高まりますね!
というわけで体験版を試してみました!
AutoSway 体験版をゲットだぜ!
以下のサイトへ行き
真ん中くらいまでスクロールして
「体験版(Win/Mac CS5〜CC2014対応)」の「DOWNLOAD FILES」をクリック!
落とした「AutoSway_Trial_02.zip」の中身はこんな感じ、
Mac版もちゃんとありまっせ!
・Winは→「AutoSway_Trial」
・Macは→「__MACOSX」
diceはアレだけすぐCCに移行するといいながら依然としてCS5.5というわけで「CS5-CS6」
AutoSway 体験版をインストール!
※モチのロン、あらかじめAEは落としておくように!
「AutoSway_Trial_CS5-CS6.jsxbin」
(CCの方は「AutoSway_Trial.jsxbin」)
を・・・、
いつものプラグインフォルダじゃなく「ScriptUI Panels」へ
場所は
Program Files\Adobe\Adobe After Effects CS5.5\Support Files\Scripts\ScriptUI Panels
よーは、
AEがインストールされてるところから3階層下です。
[Support Files] > [Scripts] > [ScriptUI Panels]
アンインストールする場合は消すだけでおk!
アンインストールはさっき「ScriptUI Panels」にコピペした「AutoSway_Trial_CS5-CS6.jsxbin」を消すだけでOK!
AutoSway の体験版で風を感じてみる
ってかどこ?どう使うんだ??
ナニコレ?
どーやって使うんだ?
ScriptUI Panels の使い方
そういえばさっき、インストールする時に
「About the ScriptUI Panels folder.txt」ってのがあったなぁ・・・。
Scripts in the ScriptUI Panels folder are designed with user interfaces that appear in a dockable panel, which allows them to be placed in any workspace and opened each time the application is launched. These scripts are accessed at the bottom of the application’s Window menu.
Existing scripts that use a palette or window for their main user interface need to be adapted for use in a dockable panel; see the After Effects scripting documentation for details). Scripts that use dialog boxes are not as easily adapted.
You can add your own scripts to the ScriptUI Panels folder.
出典: About the ScriptUI Panels folder.txt
英語かよ・・・。
「appear in a dockable panel」って書いてありますね。
AE右側のパネル郡に表示するみたいですね。
ってことは「ウィンドウ」メニューからかな?
って思ったら
「These scripts are accessed at the bottom of the application’s Window menu.」
と書いてありました。「ウィンドウ」メニューの一番下だそうです。
ありましたね。
ScriptUI Panelsに入れたスクリプトは「ウィンドウ」から!
「ScriptUI Panels」にインストールするプラグインというかスクリプトは
「ウィンドウ」メニューの一番下から起動して使うということでした。
続・AutoSway の体験版で風を感じてみる
AutoSway のウィンドウを立ち上げる
さ、気を取り直して
[ウィンドウ] > [AutoSway_Trial_CS5-CS6.jsxbin]
さて実際に使ってみました。
とりま、平面を揺らしてみるか
体験版はピン3つまでしか動かないらしい。
体験版は3つまでしか認識しません
出典: readme.txt ■使い方①
「AutoSway_Trial_CS5-CS6.jsxbin」ウィンドウを立ち上げ、ピンを3つ全て選択し、「実行」!
デフォルトでこんな感じの揺れっぷり。
少しいじってみましょう!
「ロックされていない」「Ppin」レイヤーを選ぶと、
エフェクトコントロールから揺れっぷりをいじることができます。
こんな感じになりました。
JKの髪を揺らしてみた結果!!!!
ついでに『乖離系少女』の素材よりモナルカさんの女子高生のイラストの髪の毛を揺らしてみました。
ザックリなんで粗にツッコミは禁止です!
結論
カクカクですね・・・。(--;)
ってか、お試し版なので制御点が3つしか使えないのでここら辺が限界です。
制御点が3つじゃなく5~6点使えばもっとうまくいきそうな確信は持てました。
多くても制御に収集がつかなくなりそうだけど。
とにかく前髪と後ろ髪を別レイヤー分けて制作すればうまくいくでしょう。
もっと凝れば、
5~10個位の毛束パーツを別レイヤーに分け制作。
それぞれを短冊をなびかす要領で制御すればかなりリアルになりそうです。
あとは、絵師さんに別レイヤーに分けるようにうまくディレクションして発注ができるかですね。
コレを応用すればタコとか触手系もイケそう!
ちなみにコチラが元の映像です↓
『乖離系少女』ではモナルカさんに髪の揺れを手書きで描き下ろしてもらったんですよね。
書き下ろしのメリットは多々ありますが、
仕事で制作期間が短いプロジェクトでは絶対「AutoSway」使ったほうが良いね!
制作期間をその分圧縮できます!
体験版は3つまでしか
1プロジェクトファイルに3つしかできません。
4つめを実行すると怒られますwww
なのでスカートの揺れは最初のコンポを消しました。
AutoSway はホントに簡単に設定できるスクリプトだった!
ホントお手軽にグニャグニャ揺らしたりできていいですね。
レンダリングの速さは、まぁ「激軽っ!」ってわけではないですね。そこそこ時間はかかります。
激重ッってわけでは無いですね。
まぁこういう物理シュミレーションって10年以上前から使ってるけどイマドキは処理が軽くて驚く!
(まぁPCの性能もはるかに上がってますがね)
なので、個人レベルでも気軽に取りいえれることができていいですね。
競合は「Newton 2」になってきますかね。
After Effects で物理シミュレーションを実現!2D物理エンジンプラグイン:Newton (ニュートン) from Flashback Japan on Vimeo.
値段的に「Newton 2」は約3万円、「AutoSway」は3,500円。
3DCGでもできますが、お手軽な値段で「AutoSway」はなかなか有意です!
風で色々たなびかせてい方は是非試してみていいと思いますよ!
AE風使いに幸多かれ\(^o^)/
それでは~
AutoSway
3,500円
Ada Scripts
https://gumroad.com/l/AutoSway
Facebookコメント
※コメントしたけど表示されてない方へ
パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。