ミックスについてまとめてみた 2013 【その11】最終回、オートメーションでレベル書きして完成!

『乖離系少女』のミュージッククリップ制作で切羽詰ってしまって
予告なく連載を心よりお詫びいたしますm(__)m

さて、随分時間が空いてしまいましたが、
前回は『多次元的ミックス3~Z軸 コンプ×空間系編:リバーブとコンプで奥行きを出す』でした。
今回で遂に最終回、オートメーションでレベル書きしてミックスを仕上げていきましょう!!


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11.オートメーションでレベル書き

ここはアナログッす!
更新が空いて、もったいつけたほどのノウハウじゃないなぁ(--;)

曲のブロックごとにボリュームを決めてやるといい

曲中の展開で細かくはやりません。
メンドウだし(爆)
というかそういうのは打ち込み段階でベロシティーでやれってことだな。

ここでいうブロックってのは
イントロ、間奏、Aメロ、Bメロ、Cサビ、Dメロ、Eメロ、ギターソロ、ラスサビ、アウトロ・・・、などなど。
曲のブロック単位でボリュームをマネージメントしてやった方がコントロールしやすいでしょう。

キック・ベースはもちろんフィックス、最初に決めた値からは終始いじりませんよ!
・上モノミックス編のことを踏まえ曲をブロックごとにミックスしていく
  阿吽で組んだペアでミックスしていくといい。
  高い帯域のベル系は一番最後で良い。
・ミックスしたいブロックだけに選択範囲を区切りひたすらリピートしながらミックス
・サーフェスコントローラーがあると便利
  diceは『乖離系少女』制作するためにKORGのnanoKONTROL2を買いました↓
  

・このときはまだオートメーションに書き込まない、紙にメモるだけ!
  こんな感じでいいです。
automation1

Aメロだけのバランス、サビだけのバランスなどなど。
これだと全て通しで聴くとアンバランスになるんじゃないか?と思いますが、
忘れてはいけません、

終始キックとベース一定なんで、
あとボーカルもいじらないですね終始一定です(サビだから盛り上げるとかはしません!)
主役であり一定であるキックとベースとボーカルを指標としてそれらが引き立つバランスでミックスしていけば
最後全体がアンバランスになることはないと思います。

ボーカルを目立たせる為にボーカルを上げるんじゃなく、
上モノのボリュームを下げるミックスが望ましいです。

とはいえ最後のサビを盛り上げたい場合はどうするか?

盛り上がるサビはコーラスで厚く盛りましょう!

コーラスで厚くしてあげればバランスが損なわれることなく盛り上がる演出が出来ます。
・3度上ハモリ
・3度下ハモリ
・ユニゾン
などなど

フェーダーにオートメーション書くとフェーダーが弄れなくてなるから嫌だ

たしかにそうです。
そういう場合は何かしらボリュームが弄れるエフェクトをインサートします。
その場合「何もしなければ音色が変わらない」というエフェクトが必要条件です!

Cubaseの場合「Studio EQ」がいいですね。
automation2
ボリューム調整が目的なんでEQ側は一切弄りません!
弄るのは「Output」だけ!!
ここにオートメーションを書き込めばフェーダーにはキーフレームを打つことなくボリュームコントロールができます。
ただしこの手法は「-∞」はできないです。
使うエフェクト次第ですがいいとこ-24dB位までしか設定できないと思われます。

ブレイクする場合は全てフェーダーを下げるべし!

特にセンドで送ったリバーブ成分はフェーダーをさげるほうがいいですね。

とはいえ、残響音を聞かせたいブレイクの場合は少し違ってきますね。
むしろディレイ成分を生かしたほうが良いような気がします。
automation3

プロデューサーになろう!

最後に全体を通して聴いてバランスが取れているか確認

最後手直しする場合はちょろちょろでいいです。
やりすぎると迷宮界入りして振り出しに戻ることになります。

この時プロデューサー感覚で聴きましょう。

・苦労したパート
・思い入れのあるパート
そんなのはどーでもいいんです、
苦労したことなんか知ったことではない!プロデューサー的には売れるか?どうか?(笑)

よーは、今までの苦労だとか思い入れを取っ払い、
良いか悪いか?を一歩引いた目でジャッジすることです。

あとは納期とか発表したいスケジュールとか勘案して
ミックスに割ける時間は残っているか?どうか?で、
修正するか?否か?判断してください。

よく
100点満点を目指す
とか言いますが、
プロの世界では100点は目指しますが、
100点に固執せず、スケジュール通りに常に60点以上をたたき出すことが重要です。
(音楽業界ではありませんが映像業界で育ったdiceはそう教わってきました)

ただし、
自分の中で絶対譲れない部分が不完全であれば必ずやり直しましょう!
自分自身のブランディングにかかわるからです。

少し直したいけど自分的には世に送り出しても問題ない、制作期間がギリギリ。
その場合は「完成」としましょう!!

一人でやってると、
・クリエイターの自分
・ディレクターの自分
・プロデューサーの自分
3役こなさないといけません。

最終的には一歩引いた目で見れることが重要だと思います。

おわりに

昨年末までに決着つける予定でしたが
新年あいさつの映像制作や『乖離系少女』のミュージッククリップ制作が架橋だったため
年内にもおさまらず、
旧暦でも年内におさまらなかったですが、(--;)

diceが『乖離系少女』という楽曲を制作する上で身に付いた知識が皆さんのお役に立てれば幸いです。
みなさん、ともにいい作品を作っていきましょう!

この後、目次を兼ね、12回にわたって連載した記事の要点を一つにまとめる予定です。

その後に『乖離系少女』に施したマスタリングについても記事にする予定です!

それでは!

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★この記事を読むと、この位のミックスはできるようになるはずです( ̄一* ̄)b
『乖離系少女』- GENIC MANIC feat.GUMI


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