
あいかわらずオーディオインターフェイスで迷える子羊の dice(@dice_dDtea)です。
前回までのあらすじ
昨年末から予算3万円で新しいオーディオインターフェースを悩む
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『予算3万円で探すUSBオーディオインターフェイスでワンランク上の音楽制作をしたい!』
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結局 スタインバーグの UR44 を購入
↓
『STEINBERG UR44 開封の儀&雑感レビュー 【前編】』
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実際に1週間近く使ってみた結果wwwwwwww
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『STEINBERG UR44を購入して使ってみてわかった6つのこと ~開封の儀&雑感レビュー 【後編】』
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これを踏まえて
改めて
【続】予算3万円で探すUSBオーディオインターフェイスでワンランク上の音楽制作をしたい!【改】
という記事を今回上梓することにしました!
買ってからで dice にとっては遅いんですが、
現在3万円予算でオーディオインターフェースを検討されてる方の判断材料のタシになればと・・・。
色々やりたいなら UR44
・何が何でも192kHzまでがいい!
・マイクプリは高性能が良い!
・3万円クラスのノイズっぷりは理解した!
・6INじゃないと嫌!
・XLR入力端子は4つ欲しい
・4OUT(ステレオmixが2系統)じゃないと嫌!
・DSP付きが良い!
・ニコ生やUSTやるからステミキは必須だ!
・ヘッドフォン端子は二つあるならボリュームノブも独立してて欲しい!
・MIDIはレガシーだと?いやいや必要でしょ!
・iPadは楽器だ!iOSで使いたいんだ!
・Cubase使いだ!
・YAMAHA党だ!
これなら文句無く「UR44」を全力でオススメする。
ちなみにこのブログでは既に『開封の儀』と『レビュー』の記事がありますんで詳しくはそちらを参照ください!
余計なものいらない!その分、内部回路にクオリティを望むなら US-4×4
・192kHzまで望まない!24bitで96kHzで余は満足じゃ!
・DSPなんかいらない!
・ニコ生しないしステミキにする気は無い
って人には
「余計なもの省いた分、プリアンプや内部回路にお金かけろ(クオリティー上げろ)」
それなら「TASCAM の US-4×4」がオススメだ。
・Ultra-HDDA マイクプリアンプ搭載!
マイクアンプのオペアンプに TI NE5532A 搭載。
・入力端子はコンボジャックではない
XLR/フォン独立してそれぞれ4つずつ端子が付いている。
・DACにはSIRRUS CS4272
回路的には192kHzまで対応できるDACだそうですが、あえて96kHzまでにしているそうです。
こういう部分にこだわりというか安定動作が期待できる感じですね!
YAMAHA製品もD-PREという高性能と謳ったディスクリート Class A マイクプリアンプを搭載していますがコッチのほうが上手っぽいです。
シンプルとは言えど他にも以下のような要望にこたえます
・4IN/4OUT
・4口共にファンタム電源供給可能
・MIDI端子もあります
・iPadなどiOS対応
ぶっちゃけ dice は今回UR44買ってUS-4×4に今からでも取り替えたい!。
多分、近いうちUR44手放してUS-4×4に乗り換えるかも・・・。
操作性重視なら断然 UR28M
UR44より優れている点
・机の上に置いて使うなら断然の使い安さ!
・マスターボリュームが回しやすい!
・モニターコントロールができる!
・UR44よりはマイクプリ性能は良く、ノイズフロアはUR44より低い
・6OUT(ステレオmixが3系統)もある!
・S/PDIF デジタル入出力がある!
UR44と共通点
・ループバック機能ありなのでステミキOK!
・DSP内臓(エコーなどエフェクトはここで!)
・ディスクリート Class A マイクプリアンプ D-PRE を搭載!
・ACアダプター駆動
・iPad対応
・STEINBURG(YAMAHA)製
・バンドルDAWはCubase AI
・Hi-Zは2つまで
・ヘッドフォン端子は2つ、それぞれにボリュームノブが付いている
UR44 と比べUR28Mのネックな部分
・UR44より数千円高い
・192kHzじゃない!96kHzまでだ
・MIDI端子が無い!
・プラスチックな筐体である
・意外に大きかったりする(楽器屋さんで絶対実物見たほうがいいよ!)
・XLR端子が2つしかない
・ファンタム必要なコンデンサマイクも当然2つまで
この部分が無問題なら断然UR28Mをオススメする!
ミキサータイプで慣れているのなら MG10XU
AUDIOGRAM6から乗り換える人は同じくミキサータイプがオススメ
・机の上に置いて使う!
・ツマミや端子は上向いていて欲しい!
・ボリュームは回しやすい方が良い!
・3バンドEQやパンニングなどミキサー機能も充実!
・AUDIOGRAM6にもあった1ノブコンプがある!
・PCでDAWする意外、イベントなどPA用途で使いたい!
・エコーやリバーブ、ラジオボイスのエフェクトがハードでかけられツマミで調整できる!!
・FXセンドリターンできる
・24bit/192kHzまでOK!
・入力だけでなく出力にもXLR端子が欲しい!
他の製品と比べてネックとなる部分
・2OUTしかない
・10INだがUSBでPCへ行く信号は10INが2MIXされた「ステレオMIX(2ch)」が1系統のみ
10トラックをパラでDAWのトラックにレコーディングができない。
つまり見た目10INでもUSBオーディオインターフェースとしては2IN/2OUTである。
・Hi-Z入力が無い
ハイインピーダンスな機器、ギターやベースなどつなぐ場合は別途 DI(ダイレクトボックス) が必要です。
ぶっちゃけオーディオインタフェース専用機として同価格帯では劣ります
やはりオーディオインタフェース専用機であるUR44やUS-4×4などと比べると、
オーディオインターフェースとしては同価格帯では力不足ですね。
とはいえ、ミキサー単体で成立しますんでそれらと競合することなく共存できます。
なので、US-4×4をオーディオインターフェースとして購入し、プラスしてミキサーとしてMG10XUを購入しても間違いではないですね。
あくまで「オーディオインターフェース機能付き」ミキサーってことです。
3万円クラスでオススメのオーディオインターフェース比較表
まとめ。
3万円クラスでオススメのオーディオインターフェース、機能視点の分岐ポイント
操作性重視なら・・・、
UR28M がベスト!
机において使うならツマミやボタンはやっぱり上向いてないと!
更にS/PDIF(デジタル)入出力もあるし、6つの出力、モニターコントロールもある!
マイクプリは同じD-PREですがノイズフロアはUR44より若干優秀。
下記のネックが無問題ならこれがベスト!
UR28Mのネック
× 192kHzは非対応 (24bit/96kHzまで)
× MIDI(古い機材をつなぐ気は無ければ気にするところではない)
× XLR端子(ファンタム電源)が2口のみ
× プラスチッキー
× 入力端子は全て背面(ヘッドフォンとか普段使いとしては抜き差ししづらいよね)
マイクプリ、DAC重視なら・・・、
US-4×4 がベスト!
とにかくこのクラス内でマイクプリ、DACにこだわるならこれがベストチョイスでしょうね。
下記のネックが無問題ならこれがベスト!
US-4×4のネック
× ツマミが上を向いていない(ハーフラックタイプの中では傾斜がある分つまみはかなり回しやすい方)
× 192kHzは非対応 (24bit/96kHzまで)
× ステミキ(ループバック機能)は非対応
AUDIOGRAM6で慣れてるからなるべく違和感無く乗り換えたいなら・・・、
MG10XU がオススメ!
ミキサータイプが好きならどーぞ。(diceはそうです)
PAにも使えます!
ステミキもいけます!
ハード上でかけれるエコーやリバーブ、ラジオボイス、ピッチシフトなどのエフェクトもあってネット配信の飛び道具になるし、遊べます。
設置スペースと予算に余裕があるなら
→ MG12XU
MG10XUの一つ上のグレード。
このグレードよりレベルはノブじゃなく憧れのスライダー式となる!!
電源が本体内蔵になりゴッツイACアダプターではなく電源コードのみとなる!!
MGシリーズXUモデル のネック
× 入力は見た目多いけどオーディオインターフェースとして(DAW側から)は「2IN/2OUT」である
× 他のオーディオインターフェースと比べて圧倒的にデカイ(ミキサーだししょうがない)
上記のネックが無問題ならこれがベストチョイス!
まぁ、これならミキサーとしても存在意義はあるので、
たとえこの後やっぱり4OUTのオーディオインターフェースを買っても無駄にはなりません。
ってか MGシリーズXUモデル はあくまで“オーディオインターフェース機能付き”のアナログミキサーです。
そう、アナログミキサーです。(大事なことなので二回言いました)
やりたいことはいつ変わるか分からない、高機能でバランス重視!それなら・・・、
UR44 がオススメ!
誉め言葉としてこのクラスで一番無難なのが「UR44」
アナログ6IN/4OUT、XLR(ファンタム対応)が4口、UR28Mと違いMIDI端子付き
UR44 のネック
× ミキサー型で慣れてしまっている人はツマミが回しづらい(これはラック型全てに云える事、せめてUS-4×4のように傾斜がついていれば・・・。)
× USBじゃないS/PDIFデジタル入出力は無い(色々できるという中で唯一の弱点!?使わない人はどーでもいいところ)
UR44 vs UR28M
編集後記
いかがでしょうか?
なんか US-4×4以外みんなYAMAHA製になってしまいましたね・・・。
どーもdiceはQYシリーズからDTM道に入門したし、バイクもヤマハ党なんでどーもYAMAHA製品を無意識に選んでしまう傾向がありますwww
とはいえこの3万円予算で考えるとこの辺りがベストな気がします。
大体3ヶ月位オーディオインターフェース選びで悩んできましたが、
dice的にはUS-4×4に乗り換えそうな予感です。
別にUR44を否定する気は無いです。
192kHzで6IN/4OUT、高性能マイクプリD-PRE、DSP・・・、ここまで求めればUR44一択です。
あとは使い手が何処まで高機能を欲張るか?取捨選択するか?ですかね・・・。
この記事がオーディオインターフェース選びの助けとなれば幸いです
入門機から次へグレードアップするDTMerに幸多かれ\(^o^)/
それでは~
Amazon
サウンドハウス
STEINBERG UR44
TASCAM US-4×4
STEINBERG UR28M
YAMAHA MG10XU
YAMAHA MG12XU
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パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。