巡音ルカV4X!?V3じゃなくて?YAMAHAが次期ボカロVOCALOID4を発表!

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ども、昨日は昔の同僚たちと忘年会で二日酔いの dice(@dice_dDtea)です。

今朝メール確認したらこんなメールがクリプトンさんから来ていました。

『巡音ルカ V4X』予約受付開始!2015年2月下旬リリース予定!

ふぁ!?V4!?
V3じゃなくてV4!?

なんか昨日 YAMAHA が VOCALOID の新バージョン『VOCALOID4』を発表しましたね!

12月下旬より発売開始だそうです。

それに合わせてクリプトンより 巡音ルカ V4 をリリースします!

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V3じゃぁなく、V4ですから!巡音ルカV4リリース発表!

巡音ルカV3ではなくV4としてリリース!!

言葉一つひとつの表情付けをしながら、力加減を滑らかに操作可能。
甘い吐息から、ガナリ声まで実現するバイリンガル・シンガー。
出典: 巡音ルカ V4X | クリプトン

日本語/英語のデータベースを2種類ずつ収録。

それぞれクロスシンセシス(歌声モーフィング)とグロウル(唸り声)機能に最適化され、
簡単操作で声の張り具合を変化させたり、ガナリ声の表現が出来るようになりました。

当社で新たに設計した「E.V.E.C.」(イーベック)機能を使って、歌の中で音符ごとに声の表情が変更可能。

従来の歌声ライブラリーにはない表現力を備えています。
しっとりとしたAメロでは、吐息で囁いたり、
メロディが駆け上がるサビでは低域から高域に向かって力強く歌いあげたりと、
一つの楽曲の中で表現をコントロールすることが可能です。

うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ!(井之頭五郎 調で)

つまり、
YAMAHA VOCALOID4 新機能
・グロウル
・クロスシンセシス
・ピッチレンダリング
・ピッチスナップモード
・リアルタイムレコーディング

にプラスしてクリプトン独自の新機能
・E.V.E.C.(イーベック)

言葉の意味は良く分からんが、とにかくすごいボカロだ!
とにかく今までよりリアルに歌わせることができそうですね。
ドキがムネムネします!

それでは『VOCALOID4 巡音ルカ V4X』の新機能についてザックリまとめてみます。

VOCALOID4の気になる新機能とは?

グロウル

一般的に「グロウル(growl)」とは、
動物の威嚇する時に「ウー」というような「うなり声」の意味。

音楽用語では、
意図的に出す「ダミ声」とか「デスボイス」とか「がなり声」による歌唱法のこと。

そうです、VOCALOID4では、
声を激しく震わせ「うなるような効果」や「がなり声」で歌わすことができるようです。
マキシマムザホルモンのキャーキャーうるさい方のようなデスボイスで歌えるか分かりませんがなかなか楽しみの昨日です!

これって別に、DAW上でディストーション系のエフェクトかければいいんじゃね??

・・・。
モノが違います!であればいいんですが・・・。
まぁ期待して発売を待ちましょうか。

クロスシンセシス

なんかテクニカルで凄そうなw 機能名ですが、

2つの異なるライブラリーをブレンドして、データベース間を滑らかにつなぎ合わせることできる機能。

よーは、DJミキサーの「クロスフェーダ」のような感じっぽいですね。
ミュージカルエディタ下のコントロールパラメーターで鉛筆ツールでフリーハンドで制御できるようです。

いままでデータベースごとにトラック分けていた人には使える機能だと思いますね。
3つ以上の使ってる人はやはりトラック分けはしないといけないんですがね・・・。

ピッチレンダリング

ピッチ、ビブラートの掛っぷりが「見える化」される機能。
それ以上でもそれ以下でもない。

一見、メロダインだとかVariAudioっぽいんですが、
グラフを直接触ったりできない模様
実際ピッチいじるのはミュージカルエディタ下のコントロールパラメーターでいじるってわけです。

よーはピッチの推移が可視化されるだけです。
なので新しい音が得られる新機能ではないんですね。
でも作業効率上がるから調教する上でかなり助かる機能です。

ピッチスナップモード

VOCALOIDの合成エンジンが生成する自然なピッチカーブがオフになりロボットのようなボイスを簡単に生成できる。

名前どおりピッチにスナップしVariAudio的に言えば「ピッチの平坦化」
ロボットボイス、俗に言うケロボイス、Perfume的になる機能。

つまり、全然DAW上でいいじゃん!って機能。

既にメロダイン持ってます、
だとか、VariAudioが備わっているグレードのCubase持ってますって人には

あってもなくてもどーでもいい機能

かな・・・。
別に有料で高価なもの用意しなくても、
g200kg さんの VSTプラグイン『KeroVee』は優秀でなおかつフリーです。

『KeroVee』
http://www.g200kg.com/jp/software/kerovee.html
kerovee161

クリプトン独自の新機能とは?

E.V.E.C.

Enhanced Voice Expression Control
の頭文字をとって
E.V.E.C.

「イーベック」と読むそうです。

なんか名前から凄そうな感じがしますがwww

今までのVOCALOIDでは実現が難しかった、
細やかな声の表情付けや、吐息の抜き方の設定、子音の補強が可能となり、
VOCALOIDの歌声をクリエイターのイメージするダイナミックな歌唱表現に近づけることができます。
出典: V4Xの新機能紹介 | クリプトン

機能も凄そうです!

大きく分けて3つの機能があるようです。

・Voice Color機能
・Voice Release機能
・子音拡張機能

百文は一聴にしかず!サンプルを聞いて見ましょうか?

Voice Color機能

歌の中の音符一つひとつに対して、声の表情コントロールが可能になります。
強い/弱い/可愛いなど複数声色から選ぶことが出来ます。

つまり、
音符ごとデータベースを選べるようになった。

ということは、
複数歌声を使う場合、データベースごとにトラックを分けなくてもいいってこと!
3つでも4つでもどんとこい!
いきなりV4の新機能「クロスシンセシス」を超えてますねw

Voice Release機能

吐息を吐くように音を終わらせる、
フレーズ終わりの息の成分をコントロールできる機能です。

これは人っぽく調教するのに強力そうですね!
サンプルの二番目の「ラールーラー」の終わりがこれっぽいですね。
期待が高まります!

子音拡張機能

音素を重複させることで、子音を長くして補強することが可能になります。

これは使ってみないと分かりませんが、期待できそうな機能。
聞き取りやすさの向上につながればいいですね!

巡音ルカ V4Xの歌声データベース

日本語、英語それぞれ2タイプあって計4データベースだそうです。

なんだ少ェなぁと思いましたか?
いや、違うんですよ!E.V.E.C.機能のVoice Colorに実は色々隠されています!

日本語データベース

・得意なテンポ:50〜170BPM
・得意な音域:E2〜F4

DB1 HARD

高音に行くほど声を張り上げる、パワー系データベース。
E.V.E.C.機能のVoice Colorと組み合わせて、シャープでディティールのハッキリした表現に最適です。
所々、可愛らしい声や口の閉じ気味の声をアクセントに置いたり、
声の張りを段階的にコントロールすることが可能です。

DB2 SOFT

柔らかく優しげな発声で作られたソフト系データベース。
E.V.E.C.機能のVoice Colorと組み合わせて、儚げな息遣いで、バラードを歌い上げるのに最適です。
また、強めのVoice Colorをアクセントに置くことで、
従来のソフト/ウィスパー音源にはないダイナミックな表情付けが可能です。

E.V.E.C.機能

アペンドとか大概5~6種類位バリエーションがあるのに
今さらたった2つかよ?って思いますが・・・。

上記2つのデータベースにそれぞれ以下のようなVoice Color

・POWER: 力強い声(明)

・SOFT: 柔らかい声

・WHISPER: ささやき声

・HUSKY: 息がかった声

・CUTE: 可愛い声

・FALSETTO: 裏声

6種類が備わっているわけです!
よーは2×6=12種類のDBがあるよなもんです。

更に語尾の吐息成分 Voice Releaseが

・LONG:語尾に、追加できる長めの吐息成分。
長いフレーズの終わりにアンニュイな雰囲気を加えます。

・SHORT:語尾に、追加できる短めの吐息成分。
ある程度細かいフレーズの中でも、息遣いを加えられます。

2つあります。

これは調教し甲斐があるってもんですね!

英語データベース

・得意なテンポ:50〜170BPM
・得意な音域:G#2〜C4

DB1 STRAIGHT

ナチュラルな発音と声質で、滑舌よく歌うデータベース。クロスシンセシスによって声の張りもコントロール可能です。

DB2 SOFT

柔らかく優しげな声質で歌うデータベース。クロスシンセシスによって声の張りもコントロール可能です。

残念ながら英語DBではE.V.E.C.非対応ですorz
それでもV4新機能であるクロスシンセシスを駆使すればなかなかやれるそうですよ!

「E.V.E.C.」(イーベック)使うならPiapro Studio必須!?

ちなみにルカV4Xの最大のウリである「E.V.E.C.」(イーベック)

これ使えなきゃクリープの入れないコーヒーというか、
ルカV4X の性能をほとんど引き出せないといっても過言じゃないようです。

クリプトンのページを観ているとどうやら「E.V.E.C.」はクリプトン社製VOCALOIDエディタ『Piapro Studio』の機能っぽい感じがするんですが・・・、

噂によるとYAMAHAのVOCALOIDエディターでも音素記号を手動入力でE.V.E.C.のパラメーターはいじれそうですが、
そうだとすると使いづらいというか実用的じゃないですね。

というわけで「E.V.E.C.」を視野に入れて、YAMAHAのVOCALOID EDITORからPiapro Studioに移行したほうが吉っぽいですね。

なお、初音ミクV3はグロウルできない模様

「初音ミク V3」「MEIKO V3」「KAITO V3」がパワーアップします。
出典: 巡音ルカ V4X | クリプトン

とありますが・・・、
使えるV4の新機能は「クロスシンセシス」「ピッチレンダリング」「ピッチスナップ」の3つのみ。

YAMAHA本家のページにも

※使用には対応したVOCALOID4歌声ライブラリが必要となります。
(VOCALOID3のライブラリを使用した場合、グロール機能は使用できません。)
出典: VOCALOID™ / VOCALOID4 | ボーカロイド4

グロウルに関してはそもそもDBが無いので無理っぽいですね。
当たり前といってしまえば当たり前なんですがね。

巡音ルカ V4X に優待版あります!

初音ミクV3と同じく、
以前のバージョンを持ってる人でクリプトンにシッカリユーザー登録してる人たちには、
『巡音ルカ V4X』を優待価格で購入できる権利があります。

通常価格 17,280円(税込) が、
優待価格だと4,320円OFF(25%OFF)12,960円(税込) で購入できますね!

優待販売のご案内

対象製品をご購入いただき、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社のウェブサイトにライセンス登録いただいているユーザー様、もしくはSONICWIREにて上記製品のダウンロード版をご購入いただいたユーザー様は、『巡音ルカ V4X』を優待価格でご購入頂けます。

◆優待販売対象製品:

『VOCALOID2 巡音ルカ』
『初音ミク V3』
『初音ミク V3 バンドル』
『MEIKO V3』
『KAITO V3』

◆優待価格:¥12,960 (税込)(通常価格¥17,280 (税込))

◆発送時期:2015年2月下旬頃を予定(国内送料無料でお届けいたします)

◆優待販売期間:2014年11月20日(木)より 2015年8月31日(月)まで
出典: SONICWIREブログ

なんと『巡音ルカV2』だけでなく、
『初音ミク V3/ バンドル』『KAITO V3』『MEIKO V3』でも優待価格でいけるんですね!

興味のある人は巡音ルカ V4X 導入を検討してみてはいかがでしょうか?

優待版購入はコチラから
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/lukav4x_yuutai.jsp

ちなみにdiceは本日ポチりました。

さぁ期待して待ちましょう!

発売日はまだFIXしてないようですね。
2015年2月下旬リリース予定。

ルカの次はリンレンですかね?

巡音ルカ V4X 発売記念してdiceも何かやってみます!

実は diceが初めて買ったボカロは「巡音ルカ(V2)」です。
なので GENIC MANIC 初期2作品のメインボーカルは 巡音ルカ だったりします。

以前はDTMやっても歌を歌ってくれる知り合いがいなかったんで行き詰まり感がありました。
そこでVOCALOIDという存在を知り、それを打破できるんじゃないかと興味はあったんですが・・・、
当時は「初音ミクって萌系だろ?」で偏見の目で敬遠していたんです。
しかし、「巡音ルカ」の発売で一変しました。

英語が歌えるってことで、
VOCALOIDに対する興味 > 萌系アレルギー
となり巡音ルカ(V2)からdiceはVOCALOIDに入門しましたわけです。

なので、dice的には初音ミクより巡音ルカがバージョンアップするほうが感慨深いですね。

現在 巡音ルカメインボーカル初期2作品を再ミックスしています

実は現在、その巡音ルカがメインボーカルであるGENIC MANIC 初期2作品『止まった翼』『Refloating ~再浮上~』


をリミックスというかリメイクをコッソリ制作中です。

この2作品はまだミックス・マスタリングをおろそかにしていたし今と比べればかなり未熟でもあった時代の作品なんで今聴くとどうも聞き苦しい完成度の低いポスプロって感じの作品です。
これを今のウデでせめて聞き苦しくないレベルに修正して完成度を上げて再発表したいなぁと思い制作を開始しました。

既に『止まった翼』に関してはほぼリミックスが完成しているんですが 巡音ルカ V4X の発売まで待とうかと思います。
製品が手元に届いたらこれらを制作し使用感など雑感をリポートしますね!
お楽しみに~

 

ボカロPに幸多かれ\(^o^)/
それでは~


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パーマリンクを変えてしまったおかげで表示されなくなってしまいました。
折角コメントいただいたのにスイマセンm(__)m
パーマリンク変更しても何とか表示できる方法を現在模索中です。